おしまいに


脇道くしゃがら道〜まだネットにない言葉〜編集者/柏子見

今年2023年は後に、ChatAI元年と呼ばれるかも知れない。

そう、ChatGPTの登場だ。

この恐ろしく優秀そうなChatAIは、世の中に革新を起こすだろうと言われている。
いわゆる「シンギュラリティ」ってやつだ。

とは言ってもChatGPTはネット上にある情報を利用している。
つまり、今回の「くしゃがら道」のコンセプトとは対局にあるのだ。

では、ChatGPTに「くしゃがら道」を書かせたらどうなるのだろか?
自己矛盾に耐えきれず、崩壊?!(笑)

結果はこうだった。


質問:「インターネット上に、まだ無い言葉を探して」

ChatGPTの答え:「新しい言葉を考えることは、創造的なプロセスであり、楽しい挑戦でもあります。以下にいくつかの提案を示しますが、これらは完全に架空の単語であり、一部の場合は既存の単語の組み合わせから派生しています。

グロブスキュール(Globscure)- 模糊で分かりづらいものを指す言葉。例えば、映像や音声が乱れている時に使えます。

キネクシップ(Kinexcip)- 身体や動きに関する知覚的な感覚。例えば、体の柔軟性やバランス感覚などを表すのに使えます。

プロキサリー(Proxillary)- 近くにあることや接近していることを表す言葉。例えば、人や物が近くにある場合に使えます。

フレキュリアン(Flexurian)- 曲がりくねったものを表す言葉。例えば、蛇のような形状のものを指すのに使えます。

インヴィスコ(Invisco)- 目に見えないものを表す言葉。例えば、空気や匂いなどを指すのに使えます。

これらの単語は、何かを説明するときに使えるかもしれませんが、実際に使用されるかどうかは未知数です。新しい言葉を作るのは楽しいことですが、大切なのは、その言葉が広く理解され、受け入れられるかどうかです。」


速攻で答えやがりました…しかも確かに検索結果に無い…
結論もごもっとも…流石です…(笑)

しかし検索の引き算もできるとは…orz

ChatGPTに関しては、多く人が色んな事を言っているし、これからも議論は尽きないと思うので、
ここで掘り下げてどうこう言うつもりは無いけれど、人間はAIに絶対に敵わない領域が存在する事は間違い無いと思う。

反面、人は明確な答えばかりを求めている訳では無い気がする。

どんなに科学が発達しても、オカルトに対する好奇心が無くならないように、
「未知への欲求と探求」それは人間の本能かも知れないと思う。

AIと人間、それはどちらかが駆逐されるものでは無く、共存していくものだろう。

その一つのベクトルが、「くしゃがら」的な物なんじゃないかと思うのだが、どうだろう?

2023年5月25日
柏子見友宏

公開日/2023年05月25日



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