No.14 一応お題目だけでも新年らしくね


脇道書道場 〜わたしの一筆〜編集者/柏子見

冬休みは一緒に書き初めやろうね、と子どもと約束した。
結局やらなかった。
友達と遊ぶからとか気がのらないとかね、ひどいじゃない。

新たなる年を迎えて一人会社で書いた学校からのお題目「新春の光」。
あらっ?なんかあと100枚くらい書いたらそれっぽく見えるんじゃないか…?
自分に伸び代を感じる。
でも「の」がダメ。ひらがな難しい。うまく書けるようになる気がしない。
これは漢字のほうが見栄えがするんかもしらん。
…「新春的光」だったらなんとかなるかもしれない。

子どもに話してみた。
4文字で書くなら縦横2字づつきちんと揃えて書いたか。
とめ、はね、はらいの基本は守ったのか。
強弱に気をつけたか。
指導された。
お言葉を受けて改めて見直すと全項目失格じゃない。
実物見せなくてよかった。厳しく赤入れられそうだ。

基本をマスターした上での遊びはいいけど
はじめからルール無視はダメなんですよですって。
なんか仕事に結びつきそうなオチがついたところでこれにて。。

2020年1月23日
江浪 麻理

公開日/2020年01月23日



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