No.6 AIは知る コロニーに行き 街想う


脇道ちょっとGPT川柳編集者/

AI knows,
going to colony.
You may miss a city.

英語圏でも川柳は親しまれているらしいので、英語の川柳にチャレンジしてみました。※1
途中ChatGPTにもすがりつつ、出て来た一句です。※2

意味はだいたい、

「AIは知る コロニーに行き 街想う」
何のこっちゃ?といった感じですが、実はその心は
「AIの すごいところに 夢見させて」です。

音読していただくか、音声ファイルを何度も聞いていただけば、
この句の心が聞こえてくると思います。(伝統的な空耳という技法です。)

川柳の精神で本文は短く、以上です。


川柳を習う西洋人 アメリカ 1950年頃 (Fake Midjourney)

※1英語版川柳は5・7・5を音節単位で数えているそうです。日本語版同様、しばりはそれほどきつくなさそうです。
音節(シラブル)は単語内の一息に発音する音のグループみたいなものです。
内容的には日本と同じ様にユーモアをまじえて日常を描いたものが多いらしいです。
音節については※2でも具体的に紹介します。

※2ChatGPTに頼んで作ってもらった英語川柳のいくつかをご紹介します。

Muse whispers, design!
But the cursor blinks and mocks,
Blank screen, my cru-el friend.

音節・シラブルに区切るとこんな感じです。
Muse whis・pers, de・sign! (5)
But the cur・sor blinks and mocks, (7)
Blank screen, my cru・el friend. (6)

意味:
ミューズ(芸術の神)がささやく! デザイン!
しかし、カーソルは点滅し、あざ笑う、
空白のスクリーン、私の残酷な友。

句の中にダジャレも入れてほしいと頼んだら、こんな感じのものもいくつも出してくれました。

Architect’s delight,
Building pun-tastic structures,
Blueprints of laughter.

Ar・chi・tect’s de・light, (5)
Build・ing pun-・tas・tic struc・tures, (7)
Blue・prints of laugh・ter. (5)

建築家の喜び
お-ダジャレな建築、
笑いの設計図

「ダジャレ」という言葉(pun)も入れてダジャレをつくってくれました。念を入れたのでしょう。
お-ダジャレな建築は見てみたいです。

ジョークっぽいものも。

Why did web designers
get a snake for their pet?
They wanted a scrolling mate

Why did web de・sign・ers (6)
get a snake for their pet? (6)
They want・ed a scroll・ing mate (7)

ウェブデザイナーはなぜ
蛇をペットにした?
スクロールする(巻く)仲間が欲しかった

実は音節・シラブルで数えるというのは、正確ではなく、モーラという別の概念があるらしいのですが、ややこしそうなので割愛します。
ChatGPTに聞いたところ、「普通の英語話者はシラブルしか気にしない」らしいです。

ちなみに冒頭の句の音節は
A・I knows, (3)
go・ing to col・o・ny. (6)
You may miss a cit・y. (6)

空耳バージョンが5・7・6なのでゴカンベンを。

2023年7月26日
渡辺 聡

公開日/2023年07月26日



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