デザイントリニティー18


デザイントリニティー編集者/牧村

第拾捌回〈久々〉

昨年の暮れから今年の3月までお休みをしていた道場に久々に行ってきました。道場に行っていない時も時間を見つけてはストレッチや呼吸法は地道に続けていました。が、やはり道場にいって他の生徒さんたちと一緒に運動をするというのは違う意味で良い事だと改めて思いました。幸いな事に当日は50代の方数名で、久々に始めるにはよかったです。先生も今日は年配の方が多いのでゆったりとやりましょうとおっしゃって頂きいつもよりゆるめの感じでした。前にも書いた事ですが、習い事など何かの要因でできなくなる事が多々あります。すると次第に行くのがめんどうになり、やめてしまいます。学校でも会社でも同じですね(汗)長期のお休みのあと仕事に行きたくなくなります。やはり継続することの難しさというはこのような事なのですね。久々に参加して体を動かしてきましたが、先生の話も久々に色々聞きました。うちの先生はよく話をされます。その中で最近の思いのような事を話されていたのですが、この道場を始めた頃、小学生以下の子ども達に教えていて、やる気のある子と無い子がいる。ある子はいいが、無い子に対して結構きつく指導をしていたそうです。でも最近はそういう子に対してなぜこの子はやる気がでないのか?と自問自答するそうです。まわりや相手は関係ないそうです。すべて自分自身の問題だと捉えるそうです。やる気が出ない子はもしかしたら別の方法で教えるとやる気を出してくれるかも?そう常に考えて子どもと接するそうです。これは子どもに限ったことではなくすべての人に対しても同じだそうです。人の悩みの全ては対人関係からきていると有名な心理学者が言っていましたが、人との関わり方を変えると悩みのほとんどは無くなり楽に生きられるのだとか。もし自分の前に文句を言う人が現れたら、「ああ、この人は自分を成長させるために来てくれた人なのだな。ありがたや、ありがたや・・・」と思うと良いそうです。まあ私なんかまだまだ未熟なので、そんな境涯にはなれませんが、以前にくらべてすごく穏やかになった事は事実ですよ。こころ穏やかに、常にリラックスですね。

公開日/2017年04月03日



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