おしまいに
脇道未来予想図編集者/

「おしまいに」という言葉が好きだ。
「おわりに」でも良いのだが、「おしまいに」は童話っぽくて、最後なんだけど何だか次に続く明るさがあって気に入ってる。
だから毎回、脇道シリーズの最後は「おしまいに」なのだ。
でも初期の脇道は「おわりに」になっている。
何か心境の変化があったのだろう。
今回で脇道も8シリーズとなった。
本当はサイトのリニューアルのタイミングで、シリーズ7で終わりにしようと思ったのだが、あと1年で50年目を迎えるという事もあり、もう一年続けて見ようと思った次第。
「八」は末広がりで縁起も良いしね。
シリーズ9が始まるかどうかは、スタッフの声次第かな…。
今回で「おしまいに」なのかどうかは、6月になれば分かります(笑)
さて、今回のオフサイド50周年に絡めた脇道コンテンツには、もう一つテーマが。
それは「画像生成AIに触れてみよう!」
慣れている若いデザイナー達は別にして、年配のスタッフやコピーライターは、こういう事でもないと触れる機会が無いので、今後の為にも経験して置くのは良いかと思い条件に加えてみた。
さじを投げて、慣れたスタッフに頼むかと思いきや、意外にも皆さん自分で作っていた様で関心した。
使って見た感想や、その後仕事に活かしているかなど、また聞いて見たいと思う。
個人的な感想でいうと、リアルな写真系の画像は、夢(就寝中に見る方)に似ているなと感じた。
夢って、会ったこともない人や、行ったことない場所、思いもよらない出来事が起きたりする。
自分の経験や記憶の範囲だけではこんな事は起きないはずで、恐らく記憶の要素をバラバラにして再構築しているのでは無いかと思う。
生成AIも同じ事をしているんじゃないかと…
ネット上で集めた画像の情報を一旦バラして構築し直している。
だとすると人間の脳に近づいているって事で、これはすごい事じゃないかと思う訳です。
脇道未来予想図でも、やはりロボットや人工知能的なテーマが多かった気がする。
間違い無くそこは進歩するのだろうと思うが、個人的には最近の報じられた、来年から始まる名古屋駅前の再開発が2040年代までかかる…というニュース。
生きて見られないかも知れない…
それがショックだった。
異常に建築技術が発達して、10年くらいで完成しないかな…というのが、私の直近の希望的未来予想図なのだ。
2025年4月16日
柏子見 友宏
公開日/2025年04月15日