004.「アキレスとカメ」のレースのあとで


絵タワゴト編集者/渡辺

俊足のアキレスが永遠に鈍足のカメに追いつけない‥。
ゼノンのパラドックスとして知られている「アキレスとカメ」のレース。
それでもアキレスが追いついてしまった後の話を「不思議の国のアリス」でおなじみのルイス・キャロルが書いてます。

その短編「カメがアキレスに言ったこと」の朗読データがパブリックドメイン(著作権無しの無料素材)として公開されていたので、映像をつけてホワイトボードアニメーション風の動画にしてみました。

朗読が英語なので日本語字幕版です。
キャロルの国の言葉で発信すれば、なにか不思議が起こってキャロル本人やアキレスやカメが目にしないともかぎりません。

アニメーションと言いつつ後半かなり動かなくなってますが、ホワイトボードということでごカンベンください。
短くするため途中と最後のユーモラスなやりとりもかなりカットしてしまったのでキャロルの原作のファンの方にも怒られそうですが‥。

2000年以上たった今でも彼らはノートを埋め続けているのかもしれません。
やっぱりアキレスはカメに追いつかなかったほうがよかったのかも。

公開日/2019年12月10日



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