DimensionでCG作ってみた。


シテミタ編集者/小倉

オフサイドに転職する前ってことは、もう20年以上前のこと。
たしか、Illustratorのおまけソフトみたいな位置付けだったと思うDimension(正式には当時の製品名はDimensions)。

Adobe Dimensions

アウトライン化したフォントとか簡単な図形オブジェクトを、押し出したり回転させたりして擬似3Dモデルが作れた。しかもこれがベクターデータとしてIllustratorにインポートできる。今考えると、あの頃の非力なマシンでよくそんな処理ができたものだ。
慣れてくると複雑な形状も作れるようになってくる。イラストレーターの海津宜則さんは、なんとこのソフトだけでキャラクターイラストを描かれていた。ブルドーザーとかに目がついた、CARSみたいな重機キャラが多かったかな。

いつの頃からかIllustratorに[効果]-[3D]機能が備わって、それがあればほぼ同じことができるのでDimensionのことなんかさっぱり忘れていたのだけれど、先日Adobe Creative CloudのAppメニューから、それを見つけてしまった。

Adobe Dimension CC

20年前を思い出しながら、もう一度Dimensionを触ってみたい。

Dimension CC インストール!起動!

…なんだろう、このコレじゃない感。

DimensionCC画面

インターフェイスは3DCG編集ソフトっぽい。
形状を選ぶか作るか、読み込むかして、色や質感を選択、絵柄をマッピング、プレビュー。

しばらく待ってできあがった画像は、あぁコレ3DCGですわ。
あの頃のベクター感まったくなし、個性的な陰影のつき方もでもなし、
すっかり美麗な画像に仕上がってしまった。

DimensionCC完成
始めてのDimension CC作品。800×600pixel中画質レンダリング。
「コーヒーカップ」形状に「青のプラスチック」を設定、オフサイドのマークロゴをデカールマッピング。フタは「白のプラスチック」に不透明度調整。背景もデフォのメニューから「テーブル」を選択。
ライト設定をし忘れたので逆光っぽくなってしまったけど、背景に大きな窓があるからこの光源位置でもまぁおかしくはないかなと。

あらためてAdobe公式の製品紹介ページを見てみると

” Adobe Dimension CC(旧Project Felix)は、2Dと3Dアセットのリアルな合成が簡単にできるグラフィックデザイナー向けの3Dツールです。製品画像やパッケージデザイン、ブランドロゴ入りグッズなどを実際のシーンで視覚化できます。”
https://www.adobe.com/jp/products/dimension.html

うーんなるほど、そこに絞ってきたか。たしかにそういう使い方が一番適してるように思える。
デフォルト装備の素材だけでもかなりバリエーションはあるので、工夫次第ではアート作品も作成できるかも。

Object形式のファイルも読み込めるらしいから、3DCGソフトと組み合わせたら面白いかも!なんて一瞬思ったけど、だったら慣れた3DCGソフトだけで作ればいいよなぁ。

すっかり生まれ変わってしまったDimension。自分の仕事的にはあまり有効な使い途が思いつかないけど、いじってるだけでも結構面白いので、まぁ、別物ソフトということで、もうちょっといろいろ触って試してみようか。

(小倉)

公開日/2018年07月04日



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